こんにちは!
店長の中村でございます。
今年も半年が過ぎ、
いよいよ2016年も後半に入りました。
熊本は大雨の峠も過ぎ、
ようやく青空がのぞくお天気に
なっています。
お住まいの地域はいかがでしょうか?
さて本日は、
先月行ってまいりました
定例のヨーロッパ出張について
レポートいたします。
今回の旅も、
フィレンツェで年に二回(1月と6月)開催される
紳士服見本市
「PITTI IMMAGINE UOMO」
(通称ピッティ)から始まりました。
今回で90回目を迎えるピッティ
公式発表では、世界中から
20500人ものバイヤーと
1200社を超す出展ブランド
が集まったのだとか。
4日間の期間中、会場を訪れた人たちの数は
30000人以上!!!!
とのことで、まさに世界最大規模の見本市です。
今回も、伊達男たちが会場内を埋め尽くしていました。
会場内では、様々なブランドが
モデルたちを使ってパフォーマンスをしていたり。
そんな中、
私達の見覚えのあるチタンの
キャリーバッグが…!!
世界的に注目を集めている、
ベルギーのファッショニスタ
Defustel 氏 でした!
彼は、わたくしどもが取り扱っている
TecknoMonster のバッグや
Desertica チタンキャリーケース(上記写真の品)を愛用しています。
ちなみにこちらが
わたくしどもの取り扱っているお品です。
そして、そのTecknoMonster、Desertica といえばこの方。
オロビアンコ社長
ジャコモ ヴァレンティーニ氏です。
今年3月に熊本を訪れたばかりだったジャコモさん。
その翌月に起きた地震について、
とても心を痛めていました。
毎日、
「元気?」
「大丈夫?」
「必要な物はある?」
とメールや電話をくれました。
今回のピッティでも、
もちろんお会いしてきました。
その折、これまで温かい心遣いと励ましを送って
くれたジャコモさんにお礼を言ったのですが、
「是非熊本の皆様にもメッセージを」
と仰って頂き、動画を撮影してまいりました。
この動画の時だけでなく、
他のブランドの人も交え雑談をしていた時も
ジャコモさんは自分が滞在した
熊本がどれだけ素晴らしかったか、
熊本で出会った人達がどれだけ
魅力的だったかを大きなアクションを
交えつつ熱く語ってくれました。
そしてわたしども親子を指して、
「これだけ大変な事が起きても
決してくじけない彼らを見てほしい。
優しく、忍耐強い彼らから
学ぶべきことが、我々イタリア人には
たくさんあるんだ」、と。
ジャコモさんはその場で
自分がつけていたネクタイを外し、
「良かったらもらってほしい」
と父に手渡ししました。
上の写真の
ノーネクタイのジャコモさん、タイドアップの
父という組合せの舞台裏です。
熊本、そしてわたくしどもについて
懸命に他の人達に伝えようとする
ジャコモさんのその姿、その心、その言葉に、
わたくしどもも胸が熱くなりました。
熊本からイタリアへの旅は、
決して楽なものではありません。
しかし、ジャコモさんのような方達に
直接会えて、ハグをして、
言葉を交わすことができる、
そして想いを伝えあうことが
できる時間はかけがえのないものです。
今回もそれを実感する事ができました。
ミラノ編に続きます。↓
実店舗 案内
HIKO 銀座
東京都中央区銀座2-8-17-2F
Tel 03 6264 4450
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