「天に問う」酒。超プレミアム日本酒に酔う夜

 

 

日本酒はお好きですか?

 

わたくしは仕事柄時折ヨーロッパへ
参りますが、イタリア・フランスに
出かけると最近
特に「日本酒」への
関心が高まっていると

感じます。

 

ちょっとしたスーパーにも日本の
ビールと
ともに日本酒が並んでいる
光景も
見かけますし、現地で出会う
人からも
「お土産は日本酒が良い」と
リクエストを
貰う機会が増えました。
(ZILLIの社長にも渡欧時は
毎回日本酒を
渡しています)

 

私自身は、日頃はワインやシャンパンを
飲む機会が多いのですが、元旦早々
日本酒をあれこれ飲んだり、我が家では
父が晩酌で嗜んでいたりと、割合身近な
お酒の一つでもあります。

 

たまにお酒屋さんでこれは
美味しそう、という一本を
買って帰ったりするのですが…

 

日本酒とワイン、
かなりお値段が違いますね。

 

ワインは一本1万円を超えるものが
普通の酒屋さんでも並んでいますし、
ワインショップやデパ地下に行けば
5万、10万を超すものも揃っています。
また、市場には100万円を超えるものも
珍しくなく。

 

かたや日本酒はかなりお値段抑え目。

 

 

しかし私自身は
「そういうものなのだろう」
くらいの感覚で深く何かを思った事は
ありませんでした。

 

昨年竹久健さんという方と
出会うまでは。

 

 

竹久さんは、酒蔵で生まれ育った…
わけでもなく、利き酒師でも
ありません。

 

しかし、「日本酒の地位、作り手の地位を
もっと向上させたい。美味しい物、手間暇
かけたものには、それに伴う適正な価格が
付いて然るべきだ」という確固たる信念を
お持ちです。

 

そしてその信念を形にしたのがこちら。

 

 

四合瓶で35000円越えの超プレミアム
日本酒『問天』です。

 

昨晩、この問天を楽しむ宴に
お招きいただきました。

 

初めて頂く問天のお味…

 

「え、これが日本酒なの?」

 

という驚きに溢れていました。

 

私は素人ですので、聞きかじりの言葉を
ここに並べるわけにはまいりません。

 

まずは是非こちらをご一読下さい。

日本酒の超プレミアムブランド【問天】プロデューサー竹久健氏が語る「私が天に問うもの」

 

特別な場所の、特別な水と、
特別な
米を使って、特別な
製法で作る。

 

米を葡萄に置き換えると、ワインと
同じです。米の品種だけが大切なのでは
なく、それがどのような気候のどのような
土地のどのような田んぼのどのような水で
できたものなのか。

 

テロワール、という言葉がワインの
世界に
ありますが、まさにその
テロワールを
追求したもの、
それが問天なのだとか。

 

竹久さんの取り組みがとてもユニーク
だなと思うのが、日本で評価が広まり
メジャーになるよりも先に、
「テロワールという概念が古くから
根付いているフランスに問天をPR
しに行こう!」と考えてそれを本当に
実行された点です。

 

驚異的な実行力を駆使した結果、
現在はパリの老舗ホテル
「オテルドゥクリヨン」のレストラン
でも、お料理と合わせるお酒として
採用されています。

 

これまでの常識で考えれば、
日本酒四合瓶が35,000円という
価格は前例がありません。

 

実際、「クレイジーだ」という
声をもらったこともあるのだとか。

 

 

わたくしどもHIKOも、かなりの高額の
品を委託ではなくきちんと仕入れて
揃えているため、よく同業の方々からは
「クレイジーだ」と言われておりますが、

それでもそれを手にした方々が、

 

「こんな品を探していたんだ!」

「なんて素晴らしい品だろう!」

 

と喜んで頂けたら、こんなに嬉しい
ことは
ありません。
また、作り手の方々の信念や
技、
そしてそこから生まれる名品を
世に
送り出すのも我々の使命だと考えて

おります。

 

竹久さんもわたしどもも、
扱う品は違えど
想いは同じ。

 

 

この想いが天に届き、
世に通じるのか。

 

 

まさに、「問い」の日々を
重ねてまいります。

 

 

 

 

ちなみにこちらは『問天』のセカンド
ブランドの『問世』。四合瓶3000円から
の取り揃えだそうです。

 

公式サイトはこちら。

http://monten.co.jp/wp/