銀座HIKO4周年

 

 

本当にあっという間だった、
そんな気が致します。

4年前の今日、10月21日に
わたくしどもは この
銀座HIKOをオープンしました。

 

「人生いつどうなるかわからない」
ことを身を以て感じた熊本地震から
半年、今振り返ってみても
「何故あんなに動けたのか」
と思うほど上京、渡欧、上京、と
駆け抜けて迎えた日。



お客様や取引先の方々がお送り
下さった沢山の花に囲まれて
レセプションを行ったことを
昨日のことのように思い出します。

 

商品が届く前の店内。
ここからすべてが始まりました。

 

 

あれから4年、
いろいろなことがありました。

今年は特に、世界中を揺るがす
ようなコロナ禍や、それに伴う
生活様式の激変が。

 


何十年と通ったイタリアの紳士服
見本市ピッティが中止になったり、
取引先のアトリエがロックダウンで
機能しなくなったり、これまで
経験したことがないことばかりが
起きました。

 


「誰もいない銀座」を歩く日々に
不安もありましたが、NHKの
サラメシに出演させて頂き
全国の方々からあたたかい
エールをたくさん頂戴するという
得難い出来事もありました。

 


「どんな時もくじけず、諦めず、
より良い道を探して切り拓くこと」
の大切さを今改めて強く感じて
おります。

 

 

「時間の過ごし方が大きく変わって、
良いものを身近に置く喜びを一層
感じるようになった」と仰るお客様。

 

「どんな時も自分を奮い立たせる
ために、心底ほれ込んだこの品を
身に着けたい」と仰るお客様。

 

「ここに来れば、何か元気を
貰えそうで」と仰るお客様。

 

御来店であったり、オンラインで
あったりまさに形は様々ですが
「より良い時間を過ごすために」
という同じ思いを持ってお声を
おかけくださる方々がいらっしゃる
ことに感謝するとともに、
「もっとお役に立ちたい」という
想いがふつふつと湧いてくるのを
感じます。

 

 

皆様の毎日を太陽のように明るく
温かく照らせるように、
お天道様に恥じぬ商いをできるように、
お日様の子のようにまっすぐ成長
できるように…

 


屋号の「日子」の在り方を
これからも
追求してまいります。

 

今後とも何卒よろしく
お願い申し上げます。