ドライカーボンのスーツケースが出来上がるまで TecknoMonster / The Making of a Carbon Fiber Suitcase

 

 

「物作りの現場を訪ねる」という
事は長年わたくしども銀座HIKOが
持ち続けている理念の1つですが、
先日再訪したTecknoMonsterの
工場視察はその意義を一層体感できる
旅となりました。

 

“Visiting the scene of creation” has always been one of the core principles held by our company, Ginza HIKO. My recent revisit to TecknoMonster’s factory was a journey that truly allowed us to experience the significance of this belief even more profoundly.

 

TecknoMonster テクノモンスターは
以前からこのブログでも綴って
おります通り、世界で初めて本物の
カーボンファイバーを使った
スーツケース作りに成功した
イタリアブランドです。

 

「本物の」と前置きする理由と
しまして、昨今の市場には多くの
「カーボン柄」「カーボン調」を
謳った品が溢れているという
背景がございます。

 

高級車や時計、モータースポーツ、
ゴルフ等がお好きな方にとって
カーボンファイバーは身近で
魅力的な素材ですが、バッグや
スーツケースの世界においては
実際には加工の難しさや原材料費の
高さから

 

「カーボンを模した柄のプリント等を
施した安価な別素材」を使った物
 

であることが多いのです。また、
当然のことながら「カーボン柄」と
本物のカーボンファイバーは性能が
全く異なります。

As we have previously mentioned in this blog, TecknoMonster is an Italian brand that has successfully pioneered the use of genuine carbon fiber in suitcase manufacturing, being the first of its kind in the world. The reason for emphasizing “genuine” is due to the fact that the market is flooded with products claiming to have a “carbon pattern” or a “carbon-like texture.” Carbon fiber is a familiar and appealing material for enthusiasts of cars, watches, motorsports, golf, and more. However, in the world of bags and suitcases, it is common to find products that use cheaper alternative materials with printed patterns imitating carbon fiber due to the difficulties in processing and the high cost of raw materials. Naturally, there is a stark difference in performance between products labeled as “carbon pattern” and those made with authentic carbon fiber.

 

ドライカーボンのスーツケースが出来るまで
Making a dry carbon suitcase

 

本ブログではテクノモンスター社の
スーツケースが出来上がるまで
どのような工程なのか、写真と
動画を交えてご紹介いたします。

 

In this blog, we will take you through the process of how Tecknomonster’s suitcases are made, with the accompaniment of photos and videos.

 

同社のスーツケースのボディは
「ドライカーボン」という強靭な
素材です。

Tecknomonster’s suitcase bodies are made using dry carbon.

 

 

こちらはプリプレグと呼ばれる、
熱で硬化する樹脂を浸した炭素繊維
です。

通常はマイナス18度前後に保たれた
特別な装置の中で保管されています。

The body of Tecknomonster’s suitcases is made using what is called prepreg, which is carbon fiber impregnated with a resin that hardens when heated. It is usually stored in a special device kept at around -18 degrees Celsius.

 

 

こちらがその装置です。

一度冷却装置から出すと、あとは
時間との勝負。数時間のうちに
加工してしまわなければなりません。

Here is that device. Once it is taken out of the cooling device, it’s a race against time. It must be processed within a few hours.

 

 

職人の方が小さなトレーのサンプルで
実演してみせてくれました。 

 

このようにプリプレグのフィルムを
剥がし、カーボンで作られたモルド
(型)に手早くはめ込み、形を整えます。

 

They demonstrated for us using a small tray-like sample.

Like this, the film is peeled off, and it is fitted into a mold made of carbon, shaping it.

  

 

実際のスーツケースの場合には
表面用の柄の美しいものと強度を
増すための土台用のものを重ねて
作られていきます。

 

ご覧のように既にこの段階から熟練
した職人の技術が必要とされます。

 

In the case of an actual suitcase, layers for the surface pattern and those for the base to increase strength are overlapped and built up.

As you can see, even at this stage, skilled craftsmanship is required.

 

 

 

モルド(型)ごと真空パックにして
オートクレーブという高温高圧を
加える装置へ。真空パックにして
余分な樹脂を吸い出しモルド(型)と
カーボンを均等に密着させる事で
より軽くより頑丈な仕上がりに。

 

It is then vacuum-packed and placed in a device called an autoclave that applies high temperature and pressure. Vacuum-packing extracts excess resin and makes the mold and carbon adhere evenly, resulting in a lighter and more robust finish.

 

 

こちらがその装置、オートクレーブ。
Maroso(マローゾ)というメーカー製
です。1台10億円を越えるスーパーカー
も手掛ける「パガーニ」のパーツも
この会社のオートクレーブで作られて
います。

 

The autoclave. It’s from a manufacturer called Maroso. This autoclave is also used to make parts for Pagani, which handles supercars worth over 1 billion yen per unit.

 

 

 

側面には計器がたくさん。
よく見ると青い管の部分に1~20
まで番号がふってあります。
これは1度に20ピースまで同時に
パーツを加工できることを意味し、
計器の先にあるパーツの大きさや
形に合わせて微調整できるように
なっているのだとか。

 

こうした点は以前視察に来た
際には見落としていた部分でした。

 

There are many meters on the side. If you look closely, numbers from 1 to 20 are assigned. This means that up to 20 pieces can be processed at the same time, and it seems that each can be fine-tuned according to the size and thickness of the parts at the end of each meter.

 

 

焼きあがったスーツケースのパーツ
です。ここから表面に更に加工が
加えられます。

 

こうした製法で作られるカーボン
ファイバーはドライカーボンと呼ばれ、
鉄の10倍の比強度を持ち腐食や熱に
強く軽量な素材として、
航空宇宙事業やF1カー、スーパーカー
などのパーツとして使われます。

 

もっと簡単かつ安価に作られる
ウェットカーボンとは構造的にも
耐久性的にも全く異なります。

 

Here are the baked suitcase parts. Further processing will be added to the surface from here.

Carbon fiber made by this manufacturing method is called dry carbon and has ten times the specific strength of iron. It is a lightweight material that is resistant to corrosion and heat, and is used for parts in aerospace, F1 cars, and supercars. This is completely different in structure and durability from wet carbon, which is made more easily and inexpensively.

 

 

 

 

そしてこちらは、ハンドルや
トリミング、内装に使われる
レザーの数々。

 

ちょうどわたくしども銀座HIKOが
別注しているアイテムのための
革も見つけました。ちゃんと
「HIKO」と記されています。

And here are various leathers used for handles, trimmings, and interiors. I found leather for items that we, Ginza HIKO, have custom-ordered. It’s properly marked with “HIKO”.

 

 

 

レザーは手作業で裁断され、その
裁断面には下地や仕上げ用の
塗料が筆で塗られていきます。

The leather is cut by hand, and paint for the base and finishing is applied to the cut surface with a brush.

 

 

ハンドルはイタリアに伝わる
伝統的な技法で手縫いの
クロスステッチが。

針を二本使って、一縫いごと
緩みなく絞り込まれていきます。

 

The handle has hand-sewn cross-stitches, a traditional technique in Italy. Using two needles, it is tightly sewn without slack for each stitch.

 

 

こちらはパーツを裁断するための
設備。わずかな誤差も許されない
ため、裁断の際の振動によるズレが
起きぬよう地下4メートルまで
柱が埋めてあるのだそうです。

 

This is the equipment for cutting parts. Since even a slight error is not allowed, pillars are buried 4 meters underground so that the cutting does not shift due to vibrations during cutting.

 

 

 

組み立てももちろん手作業。

Assembly is also done by hand.

  

テクノモンスター社のスーツケースの
凄い点は、ボディの素材だけでは
ありません。
上記は車輪部分のパーツです。


航空機用アルミニウムの塊から
削り出しで作られる頑強な土台と
熱の変化に強く弾性を備えた
エラストメリックポリウレタン製の
タイヤを使っています。

 


車輪内部にはセラミック製の
ボールベアリングが使われ、その
動きのスムーズさたるやまるで
氷上をスピンするフィギュア
スケーターのよう。

What’s amazing about Tecknomonster’s suitcases is not just the material of the body.
The above is a part of the wheel section. It uses a sturdy base made from a block of aviation-grade aluminum and tires made of elastomeric polyurethane, which is resistant to temperature changes and has elasticity.
Inside the wheels, ceramic ball bearings are used, and their movement is so smooth that it’s like a figure skater spinning on ice.

 

 

 

ちなみにテクノモンスターでは
ドライカーボンを使った品だけでは
なく、ソフトカーボンを使った
超軽量のバッグも展開しています。
上記の動画で作っているのは、
わたくしどもが独自に企画した
バッグのプロトタイプ。
 
「自分の頭の中にあったものが
こうして形になっていくのか」と
感慨深いものがありました。

 

At Tecknomonster, not only do they offer products made with dry carbon, but they also have a lineup of ultra-lightweight bags made with soft carbon. In the video above, they are making a prototype of a bag that we planned on our own.

There is a deep emotion in seeing what was in my head taking shape like this.


 
完成品についてのブログはこちらです。

You can read the blog about the finished product here.

 
 

 

 

 

一縫い一縫い、
慎重にゆっくりと。

 

 

 

日本の町工場で作られたという
特殊なミシン針。レザーと
カーボンを縫い合わせるのに
不可欠な存在です。

 

Special sewing needles made in a small workshop in Japan. They are indispensable for sewing together leather and carbon.

 

 

ソフトタイプのバッグについて
こちらのブログで詳細を綴って
おります。

 

 

さて、こちらはわたくし中村が
ヨーロッパ出張の際に使っている
スーツケースです。

 

故障のリスクを最小限にする
タフなボディ、20 kg 近い重量も
指一本で楽々と動かせるほどの
駆動力を誇る車輪、そして
空港でもホテルでも誰とも被らず
気分良く使える希少性が毎回の
旅を特別なものにしてくれています。

 

This is the suitcase that I, KYOKO, actually use when I am on a business trip to Europe.

With its tough body minimizing the risk of malfunction, wheels boasting enough driving power to easily move nearly 20 kg with just a finger, and the rarity that ensures a distinct and pleasant usage experience at airports and hotels, it makes each of my trips special.

 

 

私が工場で見た光景は、
スーツケースではなくまるで一台の
車を作っているかのような工程でした。
 

ひとつひとつの工程において熟練した
職人の技が欠かせず、大量生産とは
真逆の存在であることを強く感じます。

 

一台100万円前後と非常に高価な
スーツケースですが、その価値は
十二分にあると胸を張って言えます。

 

豊富な革サンプルの中からお好みの
色で世界に一台のスーツケースや
キャリーバッグ、アタッシュを
お作りすることもできますので、
ご興味をお持ち頂けましたら
どうぞ銀座の店舗やWebショップに
お越し下さいませ。

 

It’s a very expensive suitcase, costing around one million yen, but I can confidently say that it’s well worth the price.

You can also create a one-of-a-kind suitcase, carry-on bag, or attache in your preferred color from a rich selection of leather samples. If you are interested, please visit our Ginza store or web shop.

 

 

※ご注意
激安サイトや転売サイト等で販売されている
テクノモンスターの品について修理のご依頼や
パーツ交換、真偽のお問合せを頂く事が
ございますが弊社では一切の対応を
行っておりません。
そうしたサイトで販売されている品は弊社が
扱う品と比較すると車輪や金具、ハンドル等の
仕様、ロゴプレートの有無などが異なっている
ケースが多数見られます。車輪が違えば
使い心地も全く変わります。
極端に安い物には「理由とリスク」が
ありますのでその点ご注意下さいませ。

 

 

Tecknomonsterのドライカーボン
コレクションの御閲覧、ご注文は
こちらのオンラインストアからも
ご利用頂けます。

 

 

 

 

「紙袋みたいに軽い!」と御好評の
ソフトタイプのコレクションは
こちらにて

 

 

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(イベント時はご利用頂けない
場合がございます)

 


今回ご紹介したテクノモンスターの
品々だけでなく、ステファノリッチ、
ZILLIなどのコレクションも
対象です。是非この機会にご登録を。

 

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実店舗での販売

 

銀座HIKOはブルガリやシャネル、
カルティエなど高級ブランドが
立ち並ぶ中央通りの銀座2丁目
信号から、徒歩2分の場所に
ございます。

  

中央通りの一本裏道の
あづま通りにございます
文具店 伊東屋 ( K.Itoya ) 様の
左隣で、

 

ガラス張りのビルの2階
(1階は時計店 ダニエル
ウェリントン 様 ) です。

 

ビル奥のエレベーターにて
2階へお越しくださいませ。

 

  

詳しいアクセス方法はこちら

https://wp.me/p49vlD-vA

実店舗 案内

銀座HIKO

東京都中央区銀座2-8-17-2F
Tel 03 6264 4450

営業時間 11時 ~ 19時
定休日 大晦日・元旦

 


3年半ぶりのイタリアへ フィレンツェ編

 

銀座HIKO 中村です。
先日無事にイタリアから帰国
いたしました。

エールフランスの突然の欠航により
帰国が一日延びるというトラブルは
ありましたが、それ以外はお陰様で
スムーズに全ての予定を終える事
が出来ました。

 

This is Kyoko Nakamura. I recently returned safely from Italy. Though an unexpected Air France strike caused a one-day delay in my return, everything else went smoothly.

今回のブログではフィレンツェでの
旅の様子を綴りたいと思います。
 

In this blog post, I’d like to share my experiences in Florence.

 

ミラノ編はこちらにて
You can find the Milan edition here

↓ 

ミラノ – フィレンツェ間は列車で
Take the Frecciarossa to Florence

 

ミラノのショールームやファクトリー
巡りを終え、ミラノ駅へ。
駅は相変わらずの賑わいです。
 

I traveled from Milan to Florence by train, specifically on the high-speed Frecciarossa. The stations were bustling as usual.

 

高速列車フレッチャロッサで
向かうのは、フィレンツェ。

 

 

防犯のため、荷物を足元に
広々と置ける1等車に。
飲み物や食事もサーブされます。

車窓の景色を楽しみつつ、
2時間ほどでフィレンツェに到着。

For security reasons, I chose first class where drinks and meals were served. I arrived in Florence in about two hours.

 

*この動画は現地の音をそのまま
残しています。音量にご注意を。
This video has audio. Please be mindful of the volume.

 

ピッティ ウォモ
PITTI UOMO

 

 

フィレンツェでは年に2回、
1月と6月に世界で最も大きな
紳士服の国際見本市である
PITTI UOMO (通称ピッティ)が
開催されます。

 

 

 

今回は800社を超えるブランドが
出展、世界中から12000人近い
バイヤーが集まったのだとか。

 

コロナ禍以前に比べるとやはり
数字的には縮小していますが、
会場を訪れるとやはり懐かしい
熱気に包まれていました。

 

Florence hosts Pitti Uomo, the world’s largest menswear trade show, twice a year in January and June. This time, over 800 brands exhibited and nearly 12,000 buyers from around the world attended. Though the numbers are still lower compared to pre-pandemic times, the atmosphere was reminiscent of the familiar excitement.

 

 

PITTI UOMO 会場へ向かう道にも
お洒落な男性たちの姿が。
この時期は街のあちこちで
イベントも開かれます。
フィレンツェそのものがメンズ
ファッションのお祭り会場の
ようになります。

 

 

 

会場内には基本的に事前にIDを
取得したアパレル関係者しか
入ることが出来ません。

 

必然的に、敷地の中は思い思いの
装いに身を包んだ伊達男たちが
たくさん。

The venue is exclusive to apparel industry professionals who have registered in advance. Naturally, it was filled with stylish individuals in various attires.

 

 

わたしどもはメンズファッション誌が
PITTI UOMO会場の中でファッション
スナップを撮り始めるずっと前から
彼らの装いに注目し写真を撮らせて
もらっていました。

We had been photographing their outfits long before men’s fashion magazines started doing fashion snaps at Pitti Uomo.

 

 

中には長年、その着こなしを
カメラに収めさせて頂いている方も。

 

 

会場内にはジェラートスタンドも!
Ah, a gelato stand!

 

 

様々な出会い
Precious encounters with various brands.

 

長年PITTI UOMOに通っていると
毎回お会いするのが楽しみな
方々も増えてきます。

 

また、全く知らなかった新しい
ブランドとの出会いも。

 

Having attended Pitti Uomo for many years, there are numerous people I look forward to meeting each time. Additionally, there are also encounters with entirely new brands.

 

 

 

 

 

こちらはなんと、ヘネシーと
葉巻を入れるためのトランク!
This is a special trunk case for storing Hennessy and cigars!

 

もちろん、どんな品をお客様に
ご提案するかをしっかり熟考。
おひとりおひとりのお顔やお好みを
思い描きつつ商談を進めます。

 

Of course, we meticulously search for products tailored to our customers’ preferences.

 

 

今回発注した品は全て、来年の
春夏のためのコレクションです。
入荷をお楽しみに!

 

All the items I ordered this time are for next spring/summer collection. Look forward to the arrival!

 

 

さてここからは、ミラノ編と
同様にフィレンツェの風景や
美味しい物などをご紹介します。


Now, similar to the Milan edition, I will introduce you to the scenery of Florence and its delicious food.

 

広場では路上ライブが!
I enjoyed a wonderful performance in the square.
 
 
 

4年ほど前に閉店していたピザ屋さんが
再びオープンしていました。
懐かしい味に舌鼓。

A pizzeria that closed four years ago has reopened.
I enjoyed the nostalgic taste.

 

  

ホテルの朝食会場にて。
小さな兄弟が「美味しい!美味しい!」と
フルーツをほおばっていました。
そこにスタッフの方がジュースを持ってきて
くれたので、お兄ちゃんが可愛らしい声で
「ぐらっちぇ!」とにっこり。
この光景に周りの大人たちは皆めろめろになっていました。

 

At the hotel’s breakfast venue.
Two brothers were gleefully munching on fruits, exclaiming “Yummy! Yummi !” A staff member brought them juice, and the older brother said in an adorable voice, “Oh, Grazie!” with a bright smile. The sheer cuteness of the scene made all the adults around completely smitten.

 

 

 

こちらはフィレンツェ発祥の高級メンズブランド
Stefano Ricci ステファノリッチ にて。
その世界観や魅力をたっぷり体感させていただきました。

I also visited the store of Stefanoricci, a luxury brand that originated in Florence.

 

 

 

 

駆け足で振り返ったバイヤー中村
目線のイタリア旅路、お楽しみ
頂けたでしょうか?

 

まだまだ魅力的な動画や写真が
たくさんありますので、今後
様々なブログなどでご紹介して
まいります。

 

Did you enjoy this whirlwind recap of my Italian journey through the eyes of buyer KYOKO ?

There are still plenty of captivating videos and photos, which I will be sharing in various blogs in the future.

旅の動画はインスタグラムでも
ご閲覧いただけます。
 

 

Thank you for your reading.

 

 

バイヤー中村、一人旅の裏側 / 後編

 

一人旅の食事 事情
 

ヨーロッパで美味しいものを色々
食べられていいですね、と
お言葉を頂くことが多いのですが
実際にはちゃんとしたレストランで
食事をするのは一度の出張で
一回くらいのお話です。
(ブランドからご招待頂いたり
同業の方と会食をする形で)

 


過去に父と来ていた頃は社会勉強で
色々なレストランに行っていました
が、一人旅だと自分の身は自分で
守る必要があるため、そうそう
夜に出歩くことはいたしません。

 

そもそもが、
一日中展示会会場を歩いたり、
ショールーム巡りあちこち移動、
商談でへとへとになってホテルに
帰るので、外に出る元気も気力も
ないことも多く…。

 

 

「とにかく早く食べて早く
寝たい!」という時は、近所の
スーパーで買った生ハムや総菜を
部屋で食べたり、日本から
持参したものでさっと済ませる
ことが大半です。

 

スーパーで売っていた日清の焼きそば。
日本では見かけぬパッケージでした。

 

 

体力にゆとりがある時は、
トラットリアに。

ミラノでは常宿の真隣にランチ
からタイムから夜までずっと
営業しているお店があるので
大抵はそこに駆け込みます。

 

女性の一人旅という事で外では
アルコールを飲まないように
心がけておりますが、この店は
さすがに徒歩10秒の距離なので
グラスワインなど…。

一人では沢山の種類を
食べられないのが辛いところ。

 


ブランドとの会食時は20時
スタートが珍しくなく、食事が
終わってホテルに戻るのが
24時過ぎということもあります。
 

山の上のガーデンレストランで…
という食事の際には途中で花火が
始まり、頭の上に花火の燃えかすが
落ちてきたりして、なかなか無い
体験をさせて頂きました。
(帰りのタクシーを待つだけで
1時間かかったのも初めて)

 

 


ショールーム巡りは
持久戦

さてここからはいよいよ
商談の舞台裏を…
 

ミラノでは、多くのブランドが
ショールームを構えています。

 

こちらは高級ホテルの地下に展開されている
ステファノリッチのショールームの一角。
(日本には同社の代理店があり、その代理店の
方針により基本的にネクタイ中心の展開と
なっています。バッグ類の取り扱いはございません)


スペースが限られる見本市ピッティ
と異なり、ショールームではその
ブランドの世界観や最新のアイテムが
あますことなく展示されています。 

 

また、基本的に予約制なので
ピッティの中のブースのように
サンプルがあちらのテーブル、
こちらのテーブルと行き交う事も
なく、落ち着いて商品を見ることが
できるのも魅力。

 

基本的にはどのブランドの
ショールームでも流れは同じで、

 

事前にアポイントを取って訪問

サンプルの中から「これは」
という品を選ぶ

そのアイテムの価格やミニマム
(最低限この数は発注しないと
いけない、というロット数)を
確認

色見本や素材見本をチェックする

サイズや注文する点数を決める

 

という作業になります。

 

文字にするとシンプルですが、
膨大な量のサンプルと、それに
伴う生地見本、色見本を
チェックしていくのは、
なかなかの作業量です。 

 

例えばZILLIのジーンズでも、
こうしてディスプレイされている
サンプル(これでも一部です)の
中から「この形が良さそう」と
思うものを選び、

 

分厚い生地カタログ帳の色)に
するかセレクトします。

 

その上で、「レギュラーフィット」や
「タイト」などのシルエットを選び、
「ではこのモデルの46サイズと、
48サイズと…」と決めていくという
流れです。

 

ブランドによっては、「ではこの
カシミヤのニットブルゾンを」
という話になった時にこれだけの
色見本を「さあ、どうぞ」と
見せてくることも…。

 

ちなみに、先述の通りオーダーの
際には
「最低限、同じアイテム(色)で
この枚数は作ってね」
というミニマムがあるので、
「この色は珍しい!」と思っても
そのミニマムを満たす枚数を売る
ことが出来るか…は
また別の話になります。
この点、いつも熟考が必要です。

 

わたくしどもの場合は、最高級の
品を厳選、そして何より、お客様の
お顔やお好みを思い浮かべつつ
発注するため、作業に多くの時間が
かかります。

 

だからこそ、本店でも取り扱いが無い
特別なアイテムが出来上がることと
なり、そこがわたくしどもHIKOの
大きな特徴でもあると捉えています。

 

 

 

熊本弁で独り言

フランス ブランドのZILLIは、
最も発注に時間を要します。
朝一番のアポでショールームに
入り、終わるころには日が傾いて
います。

 

長丁場なので、食事もその場で。

 


ZILLIではショールームの中に
食事を用意して下さるスタッフの
方々が常駐しており、ランチの
時間になると天気が良い時はテラスに
出て、おいしいお料理を楽しむことが
出来ます。

 

ワイン好きのHIKO担当スタッフ
フランクさんも、仕事中は
ノンアルコール…。

 

タイミングによってはロシアや
アメリカなど他国から来た他の
バイヤーたちも交えての食事と
なり、会話中は英語、フランス語、
ロシア語、イタリア語が賑やかに
飛び交います。

 


わたくしはいつも商談は英語で
行います(使うフレーズや
単語が毎回ほぼ同じなので
その辺りはマスターしました)
が、商談以外の話題や表現に
ついては堪能ではないため、
雑談が盛り上がるランチタイムは
いつも一人でバベルの塔状態に…。

 

一度、日本で店を守っている父に
そのことをLINEで実況したの
ですが、その時返ってきた答えが

 

「熊本弁で独り言でも言ってみるタイ」

 (熊本弁で独り言を言ってみてはどうだろうか、の意)

 

でした。

 

さすがにそれを実行する勇気は
ありませんでした…。

 

時々商談に乱入してくる、ZILLIの会長
シュメールさん。お付き合いが長いので
いつも気さくに「パパは元気かね?
こちらの滞在で不便はないかな?
ところで今日はどれくらい発注した?
(最後が一番重要らしい…)」と
声をかけてくださいます。

 

 

最終日には特別な
体験を

 

前編にも書きましたが基本
出張はあくまで「仕事の旅」
なので経費はなるべくかけずに、
というスタンスです。ですが
最終日のホテルと帰りの飛行機は
自分の見識を広げるために
良いランクのものを利用します。

 

特にホテルについては、
なるべく様々な雰囲気の宿を
その時その時で選ぶように
しています。

 

体験を重ねてみると、
同じ5つ星のカテゴリーに入る
ホテルでも、部屋のコンセプトや
スタッフの方々の対応、
感じられる香りまで様々という
事が分かりました。

 

 

洗面スペースだけに着目しても、

 

こちらはモダンなアルマーニ。
落ち着いたモノトーンカラー、
装飾をそぎ落した内装、全てに
おいてアルマーニの世界観が
表現されていました。

 

こちらはプリンチペ ディ
サヴォイア。細かなモザイク
タイルの装飾や柔らかな家具の
曲線、そして優しい色使いが
印象的。

 

同じ洗面スペースという
カテゴリーでもこんなに
雰囲気が違っていて、
とても興味深いです。

 

 

これは何でしょうか…?

プリンチペ ディ サヴォイアでの
朝食。美味しそうな果物や
パン、お料理が並ぶ一角に謎の
器材が…

 

これは一体…?と思って近づくと
 

蜂の巣から直接はちみつを
取り出せるようになって
いました。

これにはちょっと驚きました。

 

 

サヴォイアでの滞在では毎回
素晴らしい体験をさせて頂いて
いますが、中でも特に印象に
残ったのが同じく朝食時の事。

 

食後のお茶を飲んでいると
スタッフの方がやってきて
「何か新聞はお読みに
なられますか?」と声をかけて
くださいました。

 

「どうしようかな」と一瞬考えて
いたところ、

 

「わたくしどもの新聞には
良いニュースしか載って
いませんよ!」

 

と、にっこり。

 

もちろん、実際にはそんなことは
無いのですが、その言い回しが
素敵で

 

「じゃあ、その新聞を!」と
こちらも笑顔になりました。

 

会話のない一人旅、一人の食事も
こうしたあたたかいおもてなしを
頂くことで楽しく過ごすことが
出来ています。

 

そうした心遣いを、普段の
自分の仕事にも…と良い学びに
なりました。

 

 

頼もしい相棒

旅のお供は、
堅牢なカーボンファイバーの
ボディと、氷の上を滑るように
なめらかに動く車輪を備えた
テクノモンスター社のキャリー
バッグとスーツケース。
指一本で動かせる駆動力は、
手ぶら感覚の旅を実現してくれます。

 

初めてチェックインするホテル
でも、圧倒的存在感を放つので
スタッフの方々の印象に残りやすく
「なんて素敵なスーツケース!」と
声をかけて頂く事も多く…。

 


お話が盛り上がって「せっかくなので
ご予約より良いお部屋へどうぞ」と
いう思いがけず嬉しい体験もありました。  

 

テクノモンスターのコレクションはこちらにて↓
(お写真をクリックされますとオンラインストアで
様々なアイテムをご覧頂けます) ↓


 

さて、ここまでわたくしバイヤー
中村の一人旅の舞台裏を
ご紹介して参りましたがいかが
でしたでしょうか。

 

なかなか自由に海外へ出かける
ことが出来ない昨今、
ちょっとした旅気分を、そして
バイヤー気分を味わって頂ければ
幸いです。

 

そして、わたくしども銀座HIKOに
並ぶ品々がこうしてオーダーされた
ものだということを感じて頂ければ
と存じます。

 

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銀座HIKO

東京都中央区銀座2-8-17-2F
Tel 03 6264 4450

 

 


バイヤー中村、一人旅の裏側 【前編】

 

気が付けば11月もあとわずかとなりました。
 

本来であればこの季節は、毎年1月
(と、6月)に訪れているヨーロッパへの
出張の手配に追われておりますが、
残念ながら今年の1月に引き続き
来年も渡欧は難しいかな、という
状況です。

 

展示会などの行事に行けないものの、
オンライン上での発注は作り手側も
わたくしども店側も手慣れたものと
なり、特に不便はありませんが、
それでもあの賑やかさと緊張感が
同居した空間にまた行きたいという
気持ちも沸いてまいります。

 

本日のブログでは、わたくし中村が
これまでに撮ってまいりました
写真で、「バイヤー中村の海外出張の
舞台裏」をご覧頂ければと存じます。

 

 

皆様には、何かジンクスのようなものは
ございますか?わたくしは旅の始まりは
必ずJALのラウンジでカレーを頂くように
しています。羽田からパリへの12時間の
ロングフライトですが、機内食があまり
得意ではないのでいつも乗る前に
食事をしっかりと…。

 

 

行きも帰りもファーストクラス…
という豪華旅行に憧れますが、
実際はお仕事なのでいつも
エコノミー(帰りだけ貯めたマイルで
ビジネスにします)クラスです。
足元が広い非常口前の席が
「いつもの席」。機内では主に
読書をして過ごします。

 



 

 

荷物が出ない・目的地に着かない飛行機

羽田から朝の便でパリへ飛び、夕方に
到着。ひとまず空港近くのホテルで
一泊して、朝3時起きでフィレンツェ
行きの便(エールフランス)に乗るのが
いつものコースです。

 


昔は夕方にパリに到着後、そのまま
乗継ぎでフィレンツェに飛んで
いましたが、乗り継ぎをすると
途中で荷物が紛失するリスクが
高くなること、また、夜に着く便は
天候状況などが悪くなることがあり

 


「フィレンツェ行きなのにピサで
降ろされた」

 


「ピサからバスでフィレンツェに
行く羽目になって寒空の下で3時間
以上バスを待った。ホテルに
着いたのは明け方4時だった」

 

「荷物が出て来なくてそのまま
ピサからフィレンツェに移動した
翌日に「荷物が着いたから
取りに来て」と言われてまた
ピサまで行かされた」

 


という恐ろしい話を同業の方から
何度も聞いていたので、
今のコースになりました。

 

空港そばのホテルにチェックイン。
3時おきに備えて手早くシャワーを
浴びて日本から持ってきた軽食を
食べて早々に眠ります。

 


3時起きはハードですが、夜明けと
ともに色を変えて染まっていく
空とアルプスの様子は、早起きした
時だけに見られる贅沢な風景であり、
旅の楽しみの一つです。

 

 

名前を添えて呼びかけると…

フィレンツェに着いたら、空港から
ホテルに向かいます。
20年通っている街なので常宿も
いくつかあり、スタッフの方々も
顔なじみに。 

 

スタッフの方に声をかける時には、
必ず相手の方の名前(胸元に名札が
付いています) も添えるように
しています。
 


また、あいさつやお礼は、
単語だけでも現地の言葉で伝えます。

 



「こんにちは、レオナルドさん。
お元気ですか?」


「ありがとうございます、マルコさん。
今日も良い一日を。」

 

と笑顔で伝えると、相手の方もにっこり。
 

「キョウコさん、今回も眺めの
良いお部屋にしておきましたよ」

 


「キョウコ、良かったらシャンパンを
飲んで行ってください」

 

と嬉しいお声を頂く事も。

 

スタッフの方にいただいたグラス
シャンパンを片手に、ホテル横の
中央市場で買ったチキンでお夕飯…
という時もありました。

 

笑顔のコミュニケーションは、
快適なホテル滞在に欠かせません。

 

 

見本市は、歩いて、歩いて、歩いて。

定例の出張から帰ると、お客様から
「どんな物を仕入れて(持ち帰って)
きたの?」とお声をかけられる時が
あります。

 

バイヤーというと「現金を持って
行き、何かを買い付けて帰国する」
というイメージがあるのかも
しれません。

 

実際には見本市やショールームに
出かけ、それが1月の出張であれば
9月以降入荷する「次の秋冬物」を
「発注」するという流れです。

 

世界最大規模の紳士服見本市PITTI
UOMO(通称ピッティ)には、
世界中から1000社以上のメーカーが
出展します。

 

こちらはニット専門ブランド FEDELI フェデリ。
15年以上の交流があります。途中から日本の
代理店がつきましたが、その代理店の方から
「HIKOさんの品揃えは特殊なので引き続き
FEDELI社と直接お取引ください」と言われました。

 
ピッティは大きな万博会場のような
イメージで、広い敷地にいくつもの
建物があり、その建物の中をさらに
いくつも仕切って様々なブランドが
商品やイメージを展示しています。 

その場で商談することもあれば、
一旦アポイントを取って、後日ミラノ
などのブランドショールームで
ゆっくり発注作業をすることも。

 

わたくし中村もかれこれ20年ほど
このピッティには通っており、
作り手の方々やブランドスタッフの
方々と親交を重ねています。

 

 

知らない間にFEDELI フェデリ のスタッフから撮影され、
お写真をUPされていたことも。

 

いつも同じブランド…というわけでは
なく常に新しい物、良い作り手を探す
ので4日間の会期中、毎日2万歩前後
歩きます。「せっかくのピッティ、
かっこよくヒールを履いて…」など
夢見たこともありましたが、実際には
到底できません。

 

ひたすら「HIKOのお客様に喜んで
頂ける何か」を求めて歩き回ります。

 

 

延べ1万人以上を超すファッションスナップ

スマホというものが無い時代から
カメラを携えてピッティに通って
おり、その頃から会場内を歩く
お洒落なファッション関係者たちの
スナップを撮っていました。

 


今でこそ多くのカメラマンたちが
会場に散らばり、また、そうした
カメラに「撮られる」ことを
目的とした「ピーコック(くじゃく)」
と呼ばれる人々も増えましたが、
当時は会場で撮影している人は
珍しかったことを覚えています。 

 

年に2回のピッティに20年通って
おりますと写真を撮った数は
延べ1万人以上。

 

彼らの多くが自分の体形を踏まえて
より楽しく、よりお洒落な着こなしを
しているので、その装いを見ることは
何よりの勉強になります。

 

一万通りの着こなしが頭の中に
データとして蓄積されていること、

 


それは他店の方々にはないわたくし
だけの強みなので、本当に貴重な
体験を積ませてもらったと父に
感謝しています。

 

 

 

どこから乗るのかわからない・
時間通りに着かない列車

4日間のピッティを終えると、次は
ミラノに移動です。
大昔はフィレンツェ→ミラノは
列車で3時間かかっていましたが、
近年はその半分くらいの速さに。

飛行機と違って何時間も前に空港に
行く必要もなく、荷物がよその国に…
という心配もないので便利な
列車の旅ですが

 

定時で出発できたのは
50回ほど乗って
5回くらいでした。
(打率1割)

 

 

列車が遅れる理由としては
ストや事故が大半ですが、一度は
「サッカーの試合後に一部の観客が
暴徒化して線路や駅でトラブルを
起こした」という迷惑な原因で
3時間ほど待たされたことも
ありました。

 

また、日本と違ってイタリアでは
「〇時〇分発××行の列車は、
〇番線から発着します」といった
情報が事前にわかりません。

列車が駅に近づいて初めて
「〇番線に来ます」と表示される
ことがほとんどです。

 

ミラノ行きのフレッチャロッサ
(新幹線的なもの)は特に表示が
出るのが遅く、列車が着くギリギリ
5分前くらいになってようやく
「今日は2番線です」と分かるので
ピッティ最終日の駅は大きな
スーツケースを持ったファッション
関係者たちが電光掲示板とにらめっこ
する姿が多くみられます。

 

ちなみにフレッチャロッサは
11両編成なので、1両目から
11両目まで移動するのも結構な
距離があります。
乗り場が分かったら猛ダッシュで
目当ての車両に向かわねば発車に
間に合いません。

しかもそれが大荷物と共に…
 

わたくし中村は子供の頃から
足が遅く、また持久力もありません。
なので、毎回この「列車に乗る」
だけの作業のハードルが非常に高く
感じます。

 

 

安全はお金で買いましょう

さて、見本市ピッティの期間中
にはよく同業者の顔なじみの
方々とお話しします。

 

そんな方々の中には先述のように
「飛行機が無事着かなかった」
「荷物が出てこなかった」
というトラブルの他に、
 

「列車の中でスリや置き引きにあった」

 

という方も少なくありません。

 

3年ほど前には

 

「普通車に乗っていたら
スーツケースごと
荷物を盗まれた」

 

という方と出会いました。

 

乗務員風の作業着を着た男性から
「スーツケースはこちらに
置いてください」と言われ、
その通りにしたところ目を
離したすきに盗まれてしまった
のだとか…。

 

実はわたくしの父も大昔、列車で
移動中、目の前でスリが行われて
いるのを見た事があり
「列車の中は結構な危険地帯だ」
という認識があります。

 

フレッチャロッサではゆとりを
持って事前にネット予約すると
ファーストクラスの車両の席も
安く買う事ができるので、
安全を買うためにも、と利用して
います。

 

 

ファーストクラスは一つの車両に
座席が10席ほど。1座席のスペースが
広々としていて、目の前に
スーツケースが置けるので安心です。
また、定期的にスタッフの方が
見回りもしていて、乗客以外の人は
車両に入れないようになっています。

 

軽食やワインなどもサーブされます。

 

 

日本にはいない品種の牛など、
ちょっと珍しい風景を眺めながらの旅です。

 

 

旅先で「これがあって
良かった!」アイテム

 

長い時間の移動。機内で
快適に過ごすためのお勧めの
アイテムは、薄手のストールと
ノイズキャンセラー イヤホン
です。

特に薄手のストールは機内での
体温管理、そして乾燥対策に
ぴったり。(ふんわりと顔の
周りに巻いて使います)

 

冷房が効きすぎて寒い!という
ケースが飛行機は多いので
(特に海外で)、夏でも欠かさず
持っていきます。極薄ストールは
かさばらずバッグに入るので
とても便利。旅の必須アイテム
です。

 

薄手のストールはこちらにて
コレクションをご覧頂けます。

 

 

 

今回は、バイヤー中村の旅の裏側、
前編をお送りいたしました。

 

観光旅行とはまた一味違う旅、
いかがでしたでしょうか?

 

 

後編ではステファノリッチや
ジリーのショールームでの
ひと時などご紹介する予定
です。

 

是非またご閲覧下さいませ。

 

 

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銀座HIKO

東京都中央区銀座2-8-17-2F
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おかげさまで、34周年を迎えました

 

9月に入り、朝晩の風が少しずつ
秋の気配を帯びてまいりました。
と同時に、これからは台風の進路も
気になります…皆様どうぞくれぐれも
お気をつけてお過ごし下さい。

 

さて本日9月3日は私どもの
創業34周年の記念日でございます。
この日を迎えることが出来ました
のは、ひとえにご愛顧下さる
お客様と、作り手の皆様のおかげで
ございます。スタッフ一同、
心より御礼申し上げます。

 

本日はよくお尋ねいただく、
「HIKOって名前はどんな由来?」
そして「これからのHIKO」について
お話致します。

 

 

なぜ、HIKOなのか

 

 

わたくしどもの店は1986年に
熊本にて、わたくしの

中村哲彦が「メンズブティック
日子」として創業致しました。

写真はオープンした日の様子です。
熊本市役所の裏で、9坪程の
小さな店でスタートしました。

父の家系の男性は「彦」が付く名が
多く、父の兄弟や甥たちもそれぞれ
「〇彦」たちです。

 

その「彦」を元にしたのが「日子」
です。

というよりも、男性の名前に
使われる「彦」の字はもともとは
「日子」という字があてられていた

という説もあるのだとか。

誕生したわが子が、
お日様の子のように、すくすくと
元気に育つように…

そこにはそんな願いが込められていた
のではないでしょうか。

(詳しくありませんが、日子は
「天照大神の子の名である」、とも
言われているそうです)

 

父が独立して店を構える時にも、
「この店がお客様の日々を明るく
あたたかく照らしていけるように。
そしてお天道様に恥じぬ商いを
続けていく
ように。」という
想いと決意を込めて
「日子」という
屋号にしたと聴きました。

 

 

これまでの日子、
これからのHIKO

 

日子はその名に込めた想いの通り、
創業より
これまでずっと
「これを着ると背筋が伸びるよ」
「このバッグ、凄く軽くてついつい
こればかり使っちゃうんだよね」
「このネクタイを締めると商談の時
成功しやすいんですよ」
と、お客様から笑顔で感想をお伝え
頂ける品々を揃えています。

 

銀座に出店してからは、海外の
方にもわかりやすいように店名を
「HIKO」表記にいたしましたが
社名は今も「日子」です。

 

創業から34年が経ち、令和2年は
これまでの社会常識がすべて

ひっくり変えるような激動の状況と
なりました。気軽に行けていた場所に
行けず、会いたい人にもなかなか
会えない…。
そんな中だからこそ今回私どもは、

名品を生み出し納めてくれる職人の
方々、
そしてその名品をお手に取って
くださる
お客様の存在の有難さを
改めて強く感じました。

 

これからはこれまで以上に、
お客様と作り手の方々の懸け橋に
なること、そして名品とともに
過ごす心豊かな時間、「良いものを
大切に長く使う」という文化の

素晴らしさを皆様にお楽しみ頂く
ことを追求してまいります。

また、今こうして暮らしていける
この地球の環境を守っていくことを
意識した、サステナビリティの
高い品も揃えていく所存です。

 

新しいHIKOを、これからもどうぞ
何卒宜しくお願い申し上げます。

 

伊達男たちの装い術 -2020年1月ピッティ最新レポート-

最大規模の紳士服見本市
ピッティに来ています。

 

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雲1つない快晴に恵まれた
開催2日目。

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会場には今回ランボルギーニの
ウェアコレクションを紹介する
ブースもあり、ウラカンEVOも
展示されていました。

 

フィレンツェの要塞跡地に
作られた広い会場には各国から
集まったお洒落自慢の伊達男が
闊歩していて、その装いを
見ると色々参考になります。

 

目の錯覚という現象があります
が、彼らはそれを上手く装いに
取り入れています。

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例えば向かって右の男性は、
首から垂らしたマフラーと
パンツの色を同系色にする事で
視線を縦にまっすぐ動かして、
よりスリムに、より縦長に
(=背を高く)見せています。

 

このスナップ写真を参考に、
私共がお勧めするのはこちらの
組み合わせ。

 

 

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上品なアイスグレーのカシミヤ
マフラーと…

 

IMG_7806 (1)

上質なコットンにカシミヤを混ぜた
柔らかく温かなパンツです。

 

マフラーはあえて少しグレーに
寄せる事で、パンツの白の
鮮やかさが引き立ちます。

 

さて次は…

 

11227059699066

こちらの男性は上半身に濃い色、
ボトムに明るい白を合わせて
います。明るい白は膨張色で
より面積を大きく見せ、濃い色は
その反対でより小さく感じさせる
ため、上半身より下半身がより
長く、つまり脚長に見せることが
出来ます。

 

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IMG_7821 (1)

ベビーカシミヤならではの光沢が
美しい紺のブルゾンに、
ジャガード織で表情を変える
ネイビーグレーのシルクカシミヤ
ストール。
ボトムは先程ご紹介した白の
カシミヤコットンパンツで、
という組み合わせはいかが
でしょうか。

 

ネイビーと白の組み合わせは
清潔感もあり、すっきりとした
印象に纏まります。

 

お洒落の本場ヨーロッパの
伊達男たちのお洒落術、是非
ご活用下さい。

 

今回ご紹介したアイテムの詳細は
各画像をクリックしてください。

 

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ZILLI カシミヤシルクストール

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Rota カシュコパンツ

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HETTABRETZ ベビーカシミヤブルゾン

aaa

ZILLI シルクカシミヤストール

 

 

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****************

富裕層向けメディア 【EnRichエンリッチ】の
【The Style Concierge】にて、

HIKO(ひこ)
熊本からやってきた、
日本一高級な店!」

というタイトルでご紹介頂きました。
詳しくは上記バナーをクリック
くださいませ。

「世界一ハイクオリティなメンズ誌」
【THE RAKE Japan Edition】のブログ
でも、弊社オーナーをご紹介頂いて
おります。↓

ベストドレッサーたちの肖像「中村哲彦さん」

TAX-FREE

Our real store in Ginza, Tokyo is
a tax – free shop.

The following brand certifies HIKO
as a regular boutique.

ZILLI, FEDELI, Tecknomonster,
Seraphin, AlfredoBeretta,
BARRETT, Rota, Malo, AlanPaine,
Hettabretz, FrancoFerrari,
JanLeslie, and so on.

在东京HIKO银座商店是一家免税店。
HIKO是以下品牌的授权商店。

ZILLI, FEDELI, Tecknomonster,
Seraphin, AlfredoBeretta,
BARRETT, Rota, Malo, AlanPaine,
Hettabretz, FrancoFerrari,
JanLeslie, 等等.

我们销售的所有产品都是正品。

在東京HIKO銀座商店是一家免稅店。
HIKO是以下品牌的授權商店。

ZILLI, FEDELI, Tecknomonster,
Seraphin, AlfredoBeretta,
BARRETT, Rota, Malo, AlanPaine,
Hettabretz, FrancoFerrari,
JanLeslie, 等等.

我們銷售的所有產品都是正品。

千鳥ヶ淵を歩く

 

 

 

3月も終わりとなった昨晩、
「今日しかチャンスが無い!」と
急きょ夜桜を観に行きました。

 

 

 

行先は、桜の名所「千鳥ヶ淵」。
銀座からは地下鉄で12分ほどの
近さです。

 

HIKOの営業を終えてから向かい、
到着は19時半頃でしたが、
九段下駅に着いた時点でかなりの
人出…。

 

人の波に押されるようにして
歩き、お目当ての場所へ。

 

 

 

9分咲きの夜桜たちは、ひとつ
ひとつの樹が大きく、空に
伸びるように枝が広がっています。

 

綺麗だね、凄いね、という声と、
木々の間を風が通り抜ける音を
BGMに、桜のトンネルをのんびり
くぐっていきました。

 

 

 

途中、花吹雪が舞い、思わず
「おおー」と声が出ました。
(動画の音声は消しています)

 

 

 

今夜はお天気が崩れるそうで、
まさに花散らしの雨となるよう
です。

 

皆様の地元の桜はいかがでしょうか。

 

 

故郷熊本の桜も思い出しつつ、
帰路に着いた夜でした。

 

 

 

世界初リリース Lamborghini × Tecknomonster 新シリーズ

2019.2.1 追記:
Lamborghini×Tecknomonster
公式コラボバッグについての
動画をYoutubeにUPしました。

 

 

****************

 

 

気が付けばもう11月も半ばを過ぎ、
2018年もあとわずかとなって

まいりました。

今年は少し冬が来るのが遅くて、
ようやく最近になって朝晩が寒い
と感じる銀座です。

 

 

さて本日は、
皆様にお知らせがございます。

 

わたくしども銀座HIKOは
世界に先駆けて
ランボルギーニコラボ
モデルの
テクノモンスター最新アイテムを

先行発売いたします。

 

 

 

テクノモンスターと、そのアイテムに
ついての詳細はこちらをご覧下さい。

 

 

わたくしどもは、イタリアのラゲッジ
ブランド Tecknomonster テクノモンスター
と繋がりが強く、今年の1月には最優秀
ビスポーク賞を受賞しました。

 

 

そのつながりから、テクノモンスター社が
オフィシャルバッグを手掛けている、
同じくイタリアのLamborghini
ランボルギーニ社とも御縁が出来ました。

これまでイタリアで1月に開催された
新モデル「ウルス」のお披露目の
パーティーや、
6月のファッション
ウィークでのパーティー
イベント
(どちらもミラノ)などにもお招き
頂いたり…

 

 

日本におきましても、ディーラーの
Lamborghini麻布様のショールームにて
商品をディスプレーさせて頂いたり。

 

 

 

すると今度は、
専門誌「Lamborghini LIFE」様と
御縁が
繋がって、テクノモンスターと合わせて

銀座HIKOについても、なんと10ページに
わたって
掲載。(こちらは現在発売中です)

本誌はこちらでご購入できます(amazon)

Lamborghini Life 3

 

そして昨日。

 

横浜で開催された年に一度のLamborghini
DAY 2018 ( ランボルギーニデイ 2018 )
にて、
正式なビジネスパートナーとして

わたくしども銀座HIKOが取り扱う、
ランボルギーニモデルのテクノモンスター
コレクションが展示されました。

 

 

↑ 昨晩発表されたアヴェンタドールSVJ

 

 

これまでにもわたくしどもの店では、
ウルスやウラカン、アヴェンタドールS
などの
ラゲッジスペースにジャスト
サイズで
収納できるオフィシャル
ボストンバッグを
展開しておりますが、

 

 

 

 

今回、昨日のランボルギーニ デイにて
初お披露目となったコレクションは、
ランボルギーニのアイコンの一つといえる
ハニカム柄のステッチを入れた
アルカンターラ
(合成皮革)が取り入れ
られています。

もちろん、これまでのウルスやウラカン
にジャストフィットするシリーズ同様、
テクニカルナイロンやカーボンファイバー
ならではの「超軽量」「雨への強さ」
「耐久性」といった嬉しい機能を
備えています。

 

 

 

なんとイタリアのランボルギーニ
本社以外では、
私ども銀座HIKOが
世界初リリースという特別な

コレクションなのです。

 

テクノモンスターのコレクションを
扱う
ショップは各国にありますが、
このシリーズを
展開する世界初の
店になれたことを光栄に
思います。

 

 

簡単にその特徴をご紹介してまいります。

 

◆素材は
アルカンターラや
カーボンファイバー

↑ ランボルギーニおなじみのハニカム柄の
ステッチが施されたアルカンターラ。

 

スウェードのような起毛感のあるソフトな
手触りが特徴的な人工皮革です。
本革に比べますと、耐久性や防汚性に
優れており、ちょっとした雨であれば
気にせず使うことができます。

 

 

↑ ソフトタイプのリアルカーボンファイバー

 

テクノモンスターのアイコンである
炭素繊維
カーボンファイバーは、
軽さ、耐久性、防汚性、
水濡れへの
強さが特徴的で、まさにバッグや

ラゲッジのための素材といえます。

 

 

 

 

◆ベースのデザインは
ブラックカーペット
シリーズ

 

今回新たに発表されたランボルギーニ
モデルのコレクションは、上記2種の
素材と、
高密度に織られ耐久性や
撥水性に優れた
超軽量のテクニカル
ナイロンを
組合わせた、テクノモンスター
新レーベル
「ブラックカーペット」
シリーズを
ベースに作られています。

 

 

「ブラックカーペット」シリーズは、
色を
黒で全て統一し、素材にテクニカル
ナイロン
などを用いることで従来の
シリーズよりも
価格を半分~半分以下に
抑えたコレクション
になっています。

 

 

 

バックパック(リュック)は、これまで通常
15万円以上の価格帯でしたが、
このブラックカーペットシリーズでは
7万円からのスタートになっています。

 

いわゆるテクノモンスターにおける
「エントリーモデル」と言える
シリーズですが、といっても、金具には
従来通りリアルカーボンファイバー、
ファスナーも水タイプのものが使われ、
テクノモンスターらしさがきちんと
表現されています。

 

 

今回銀座HIKOにて世界初
リリースとなった
新シリーズ

 

 

 

さて、今回新発表となったランボルギーニ
モデルのコレクションは、

 

 

バックパック

 

 

 

 

ブリーフケース

ボディバッグ

 

 

キャリーバッグ(トロリー)

 

 

それぞれ、前述の通り、ハニカム柄の
ステッチが施されたアルカンターラや
カーボンファイバー、テクニカル
ナイロンが
使われており、非常に軽く、
使い勝手の
良いコレクションとなって
おります。

 

 

トロリーは本体がブラックチタン
(純度99.9%)、背面にはカーボン
ファイバー、
車輪の金具やその他の
パーツはアルミ
削り出しの特別な
ものが使われています。
勿論それらは全て、ネジ1本に至る
までイタリア製です。

 

面取りが綺麗に施されたパーツを
観ていると、トロリーでありながら
一台の名車のような、注ぎ込まれた
技術の高さが感じられます。

 

 

これらの品々はわたくしども銀座
HIKOの
実店舗、公式オンライン
ストア、そして
楽天、amazon、
ヤフー!ショッピング内の

銀座HIKO各支店にて販売いたします。

 

 

 

名車の魂を宿した
「小さなランボルギーニ」。

是非この機会にお手に取って
ご覧くださいませ。

 

 

 

 

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TecknoMonster のコレクションは
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東京都中央区銀座2-8-17-2F
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ZILLI, FEDELI, Tecknomonster,
Seraphin, AlfredoBeretta,
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Hettabretz, FrancoFerrari,
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在东京HIKO银座商店是一家免税店。
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Hettabretz, FrancoFerrari,
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我们销售的所有产品都是正品。

 

 

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紳士の休日はレザースニーカーで彩る/BARRETT コーディネート

 

ゴールデンウィークですね。

 

 

暦通りお休みの方もいらっしゃれば
通常通りのお仕事の方もいらっしゃる
かと存じます。

 

 

銀座HIKOは祝日は19時閉店ですが
それ以外は特に変更はなく、いつも
通り営業しております。

お近くを通られます際には是非
お気軽にお立寄り下さい。

 

 

さて本日は、お休みの日に
お出かけ…という時にご参考に
して頂きたいコーディネートを
ご紹介します。

 

 

 

まずは、イタリアの紳士服見本市
ピッティ イマジネ ウォモ (通称
ピッティ)にて撮影したスナップ

から御覧下さい。

 

 

 

 

これらのお写真をご覧になって、

「あれ?」

と思われましたか?

 

 

そう、皆シューズが白、なのです。

 

 

 

流石にこれだけ全員揃って
白なのはたまたまかな?

とも思いますが、その他の伊達男たち
も、白スニーカーが多い事多い事。

 

 

 

 

トップスを濃いめにしてボトムを
明るめにした時も、逆にトップスを
明るめにしてボトムを濃いめにした
時も、どちらも映える万能カラー、
それが白。

 

人気が高いのも頷けます。

 

しかも圧倒的に多いのはレザーの
スニーカーでした。

布スニーカーと違って、レザーには
何ともいえないツヤ感や色気が
あります。

 

学生時代の白スニーカーとは一線を
画する、大人の一足ですね。

 

BLU BARRETT  81,000 税込

上記の白レザースニーカーの詳細の
ご確認、ご注文はこちらからどうぞ。

    ↓

 

 

 

さて、次は

 

 

ネイビーのスニーカーです。

 

やはり、紺ジャケ+白パンという
夏の鉄板コーディネートにも
しっくりきます。

 

 

かと思えば…

 

 

 

こんな、綺麗なピンクのパンツとも
好相性!

 

足元のネイビーが全体の雰囲気を
キリっと引き締めてくれるので、
甘めになり過ぎない印象になります。

 

 

 

銀座HIKOのアイテムでコーディネートを
してみました。

 

ニットジャケット Bilancioni 199,800 税込

半袖ニット Tricase   88,560 税込

ストレッチコットンパンツ  Rota  42,120  税込

 サマーストール Fedeli 35,640  税込

 

 

こちらのスニーカーは、なんと
片足330gと超軽量。
素材は本革の表面を加工して
スエード調にしたヌバック仕上げです。
かかとのボタンがアクセントに。

 

 

BLU BARRETT  70,200 税込

上記の白レザースニーカーの詳細の
ご確認、ご注文はこちらからどうぞ。

    ↓

 

 

 

 

 

 

最後にご紹介しますのは、
茶のスニーカーです。

 

 

 

 

ブラウンというと秋っぽい色の
印象をお持ちの方もいらっしゃるかも
しれませんが、明るめのグレーや
白と合わせると軽やかな雰囲気に
なります。

 

 

 

トップス Bilancioni  46,440 税込

シルク混ストレッチコットンパンツ Rota 46,440 税込

ヒマラヤクロコダイルオーガナイザー Le’Sac  129,600 税込

 

 

 

柔らかな鹿革にパンチング(穴あけ)
加工を施した一足。とても柔らかで
通気性も良く快適な履き心地です。

 

BLU BARRETT  100,440 税込

上記の茶レザースニーカーの詳細の
ご確認、ご注文はこちらからどうぞ。

    ↓

 

 

 

 

「スニーカー」をキーワードに
休日のお出かけコーディネートを
ご紹介してまいりましたが
いかがでしたでしょうか。

 

 

軽やかに、そして彩り美しく、
初夏のオフタイムを楽しく
お過ごしいただければと思います。

 

 

 

 

 

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銀座HIKOはブルガリやシャネルが
ございます中央通りの銀座2丁目
信号から徒歩一分の場所に
ございます。

 

 

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【The Style Concierge】にて、

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熊本からやってきた、
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2017年夏号(6月発売)にて、
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マセラティに触れる

3月も最終日。

いかがお過ごしでしょうか?

 

本日はお昼前から夕方にかけて、
横浜みなとみらいへ出かけました。

 

 

銀座から地下鉄などを乗り継いで
小一時間の旅。みなとみらいは初めて
訪れる場所なので、ワクワクしました。

 

 

目的地はこちら。
「マセラティ みなとみらい」様です。

 

こちらの会長である田中徳兵衛様と
サーブルドール騎士団にてご縁を頂き、
イタリアやヨーロッパの名品を扱う
という共通点もあることから、
「一度見にいらしたら?」と
お声をかけて頂いていました。

 

こちらがそのショールームです。
みなとみらい駅直通の、
みなとセンタービル1階にございます。

 

こちらはLevante S GranSport。

 

このブルーの美しさ!

吸い込まれそうな、深い海のような
色合いです。

 

オフィスにもご案内頂きました。
過去の名車のお写真がずらり。

 

コーヒーを頂きながら、お話が
弾みます。

 

ではそろそろ失礼を…

と思ったら、田中様から「折角だから
試乗していきませんか?」と思いがけぬ
お言葉が。

 

 

 

ご用意いただきましたのは
グラントゥーリズモ!

 

恥ずかしながら私自身は免許を持って
いないので、助手席にて試乗させて
頂きました。

 

赤のレザーと、黒のカーボンの組合せが
なんとも色気たっぷりです。

 

ちなみに、私物のテクノモンスター
キャリーバッグと同じ配色でした。

 

 

みなとみらいの広い青空の下、
気持ちよく伸びやかに走る
マセラティ。

フォォォンと、独特のハーモニーの
ようなエンジン音がBGMとなって
楽しいドライブとなりました。

 

免許がない自分ですら、

 

「こんな車に乗ってみたいな、
自分で運転してみたいな」

 

と思える楽しさでした。

 

 

 

車もファッションも時計も、
その
アイテムの品質や価値は
文字通り
ピンからキリまで。

 

「目的地まで着けばそれでいい」

「寒さ暑さを凌げればそれでいい」

「時間がわかればそれでいい」

 

と切り捨ててしまっては決して体感
できない、心を揺さぶるような感動。
そしてそれを自分のものにする喜びが、
共に時を過ごす楽しさが、名品には
宿っています。

 

名品を探し、仕入れる事だけでなく、
その喜びや楽しさを一人でも多くの

方にお伝えしていくことも、
わたしたちの大切な使命の一つだなと
改めて感じた一日でした。

 

 

 

マセラティみなとみらいの皆様、
素敵な時間をありがとうございました!

 

 マセラティ みなとみらい 様

〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい
3丁目6−1 みなとみらいセンタービル

TEL  045-263-8702

 

 

 

スタッフがヨーロッパで
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