おかげさまで、34周年を迎えました

 

9月に入り、朝晩の風が少しずつ
秋の気配を帯びてまいりました。
と同時に、これからは台風の進路も
気になります…皆様どうぞくれぐれも
お気をつけてお過ごし下さい。

 

さて本日9月3日は私どもの
創業34周年の記念日でございます。
この日を迎えることが出来ました
のは、ひとえにご愛顧下さる
お客様と、作り手の皆様のおかげで
ございます。スタッフ一同、
心より御礼申し上げます。

 

本日はよくお尋ねいただく、
「HIKOって名前はどんな由来?」
そして「これからのHIKO」について
お話致します。

 

 

なぜ、HIKOなのか

 

 

わたくしどもの店は1986年に
熊本にて、わたくしの

中村哲彦が「メンズブティック
日子」として創業致しました。

写真はオープンした日の様子です。
熊本市役所の裏で、9坪程の
小さな店でスタートしました。

父の家系の男性は「彦」が付く名が
多く、父の兄弟や甥たちもそれぞれ
「〇彦」たちです。

 

その「彦」を元にしたのが「日子」
です。

というよりも、男性の名前に
使われる「彦」の字はもともとは
「日子」という字があてられていた

という説もあるのだとか。

誕生したわが子が、
お日様の子のように、すくすくと
元気に育つように…

そこにはそんな願いが込められていた
のではないでしょうか。

(詳しくありませんが、日子は
「天照大神の子の名である」、とも
言われているそうです)

 

父が独立して店を構える時にも、
「この店がお客様の日々を明るく
あたたかく照らしていけるように。
そしてお天道様に恥じぬ商いを
続けていく
ように。」という
想いと決意を込めて
「日子」という
屋号にしたと聴きました。

 

 

これまでの日子、
これからのHIKO

 

日子はその名に込めた想いの通り、
創業より
これまでずっと
「これを着ると背筋が伸びるよ」
「このバッグ、凄く軽くてついつい
こればかり使っちゃうんだよね」
「このネクタイを締めると商談の時
成功しやすいんですよ」
と、お客様から笑顔で感想をお伝え
頂ける品々を揃えています。

 

銀座に出店してからは、海外の
方にもわかりやすいように店名を
「HIKO」表記にいたしましたが
社名は今も「日子」です。

 

創業から34年が経ち、令和2年は
これまでの社会常識がすべて

ひっくり変えるような激動の状況と
なりました。気軽に行けていた場所に
行けず、会いたい人にもなかなか
会えない…。
そんな中だからこそ今回私どもは、

名品を生み出し納めてくれる職人の
方々、
そしてその名品をお手に取って
くださる
お客様の存在の有難さを
改めて強く感じました。

 

これからはこれまで以上に、
お客様と作り手の方々の懸け橋に
なること、そして名品とともに
過ごす心豊かな時間、「良いものを
大切に長く使う」という文化の

素晴らしさを皆様にお楽しみ頂く
ことを追求してまいります。

また、今こうして暮らしていける
この地球の環境を守っていくことを
意識した、サステナビリティの
高い品も揃えていく所存です。

 

新しいHIKOを、これからもどうぞ
何卒宜しくお願い申し上げます。