わたくしはいま、昨晩からの興奮が冷めず、あまり眠れないまま
朝を迎え、今このブログを綴っております。
昨晩、熊本出身のマリンバ奏者、ミカ・ストルツマンのコンサートが
地元熊本で開催されました。 NEW ALBUM 「 If you believe 」の
ツアーです。( 「If you believe 」CDも発売されました。iTunes Store
でも配信が始まっています)
3年前の三月に初めて コンサートを観て以来のファンです
(3年前のブログはこちらです。→ 感動のMIKAMARIMBA! )
が、facebookでご縁を頂いて丁度その頃からお友達になることができ、
今は親しく交流させて頂いております。
さて今回は3回目のコンサート。
メンバーは
ミカ・ストルツマン(マリンバ)
スティーヴ・ガッド(ドラム)
ジョン・トロペイ(ギター)
境野慎一郎(ベース)
という豪華な布陣。
いざ、会場を訪れると・・・
ミカさんが「良いお席よ!」と仰ってくれていた通り、なんと前から二番目のど真ん中!
初めて行ったコンサートの時よりもさらに近い距離に、ステージがありました。
(演奏中は撮影禁止でしたのでここからは文字だけになりますが)
開始時間を少し過ぎ、いよいよ照明が落とされ・・・
観客席にいるわたくしも緊張感が高まります。
ライトアップされたステージに颯爽と現れたミカさんは、相変わらず小柄で
華奢な印象です。マイクを手にし、熊本のファンにご挨拶。飾らない気さくな
人柄がにじみでるミカさんの言葉に、会場からも笑いが溢れます。
しかしひとたび演奏が始まると、ミカさんのパフォーマンスに会場全体が
どよめきます。 演奏を生で聴くのは三度目ですが、初めての時よりも
二度目の時よりも、やはり今回が一番凄かった、というのが感想です。
ミカさんの演奏は、まるで、途中で楽器を変えたかのようにその音色が変わります。
優しい雨だれの様な繊細な音を奏でたかと思うと、次の曲では
激しい嵐のようにそのマレット(ばち)がマリンバの上を駆け抜けていきます。
時にミカさんが悪戯好きの妖精にでもなったかのように軽やかに、
はねたりステップを踏んだりしながら演奏する姿も見られ、次第に観客の
方達の体もリズムに合わせて動き始めます。そしてその呼吸に合わせるかの
ように、ドラムの神様といわれるスティーブ・ガッドを始め、熟練した技を魅せる
ジョン・トロペイ、倍の年を生きている神様たちと並んで堂々とした姿勢で
ベースを奏でる境野慎一郎の演奏が一つに融合していき…
「一体感」という言葉が相応しいステージでした。
「パフォーマンスとはこういうものだ」ということを圧倒的な熱と共に
ステージから魅せてくれたミカさん。
あまりの素晴らしさに、涙がこぼれたのはきっとわたくしだけはなかったと
思います。
さて、そんなミカさんのコンサート、途中でビッグゲストの登場もありました!
一人は、なんとあのマンハッタンジャズクインテット(MJQ)のピアニスト、
デヴィッド・マシューズ!!! 今は熊本に住んでおられるという事自体、
熊本県民からすれば奇跡的なのですが、昨晩はスペシャルゲストとして
登場し、その演奏で魅了してくれました。
そしてこの方達も・・・
くまモンと、蒲島熊本県知事! 上の写真、小さくてわかりづらいですが
スティーブ・ガッドの視線の先に御注目下さい。 知事の足元・・・その靴は・・・
日子オリジナルの くまモン × Polpetta ( ポルペッタ ) !!!!
ミカさんが「知事!くまモンの靴ですね!」と声をかけて下さり、くまモンも
びっくり、スティーブガッドも「どれどれ」と覗き込む一幕もありました。
途中、くまモンがスティーブ・ガッドのドラムをバックに見事な
ダンスを披露するというスペシャルパフォーマンスもあり、会場からは
盛んに拍手が飛んでいました。
コンサート終了後は、MUSIC CAFE MORRICONEに会場を
移し、パーティーがありました。 参加していた方達の中には、
持参したドラムのシンバルにサインをしてもらっている方もいらっしゃいました。
その方にとって、きっと、一生の宝物になることでしょう。
熊本で、世界の一流(を通り越して神様と呼ばれる)アーティストの
演奏に触れる機会、まして、身近に交流できる機会は多くはありません。
本当に貴重な時間を過ごすことができました。
ミカさん、メンバーの皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした!
そして、心から感謝申し上げます。
最高の夜をありがとうございました!!!!
By KION
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